2018.06.18
No04・日本古来の発酵を食生活に活かそう かど万の甘酒教室
まず、お店(おたな)の名称です「日本古来の…?」と思えます。「かど万は、角を探せば、直ぐ判る」で正解、楽に到着しました。
近年、岡部宿イメージが強く意識されてきた街並みの一角に「かど万」米店がありました。
約100年を歩んできたお米屋「かど万」は、また広く知られた糀屋さんでもあります。その糀食品の一つ、甘酒作りの教室です。
日本酒の香りがそそる酒粕での甘酒は、甘さは加糖により実現していますが、糀の甘酒のそれは原料であるお米の発酵によって得られています。
「気張って甘い」でなくても「ほんのりと優しい感じの甘さ」を感じ、共に優れた発酵食品について思いを新たにしました。
お米は、玄米で買われて店で精米されるお客様が多く居られるのかな?
精米器の活躍感で予測されます。
店の切り盛りは2世代の3名で効率良くされていると思われますが、「おんぱく」の主な案内役は若手(若女将さん)の役目です。
「糀は、俺でなくては…!」と御主人、発酵食品レシピも「まかせて…!」の女将さん、ばりばりのご両親です。
参加者の皆さん、糀に興味津々です。
糀です、何か光輝いて見えます(少し黄みがかっているのは玄米、白色は白米)。触ってみて、口にも含んでみて。
糀を感じた後「甘酒の素」を造ります。原料は糀と白湯(さゆ)そして炊飯器と温度計を用意します。
糀をばらし、炊飯器に入れ白湯を注ぐ、50~60°cで発酵させます。途中味見して甘ければ出来上がり(10時間以上かな?)です。出来た素は、冷まして冷蔵庫保存。
「甘酒の素」、どんな具合ですか…? もちろん「いい感じの甘さ…」です。
で甘酒は、「甘酒の素:水=200g:100cc」を温めれば出来ます。
発酵食品の一部も味わうことが出来ました、すかさず撮って後はSNSへも?。
温かい甘酒とそれを授けた「かど万」米店の家族案内人、参加者の興味、バランスの良さを感じたプログラムでした。
(はんだ むねお)