2018.06.18
No28 旅仲間を作りたい人、お手伝いしたい人、ユニバーサルツーリズムだよ、全員GO!
このプログラムは「BiViキャン」の一室が会場です。
突然ですが・・・・皆さん・・・は、
車椅子を使用されている方が列車やバスを利用して移動(旅行含む)する際に、駅員さんや運転手さんなどが乗降、車椅子の固定操作等をカバーされているところを見られたことがあると思います。
では航空機の場合は? 機内に車椅子が入れる? 車椅子はどこに置く? 機内では車椅子を見たことありません、などと疑問が拡がります。
しかし大丈夫です。航空機専用の車椅子や、搭乗のバックアップをする専用デスク等があるんです。
プログラムの冒頭は、航空機搭乗などの例を含め、ユニバーサルツーリズム(以下UT)について、案内人の山内さんが概要説明をされました。
山内さんに続き、3組の方からの発表です。
1番目、「ありのmama隊」さんのシネプレーゴでの映画視聴体験など
ネーミングにmamaが入っています。そうです「ママさんのグループ」です。
まずは出来ることからとチャレンジされ、それを拡げてきています。映画鑑賞での心得についても「チョットしたこと」ですが、案外気づきません。そして「その気付きは、なるほど」・・・解ります。
「ちょこっとボランティアさん」何にでも不用意に手助けしようとすのではなく、「何が必要なのかを気付きそして協力」そんなことが大切なんだと思われます。
バブルサッカーにも挑戦された様です。
2番目、車椅子利用の戸塚さんの発表
車椅子パーキング、旅行体験など、車椅子パーキングの運転手側のスペースが重要(山内さん指差)、写真では有りませんが、斜線でスペースが採ってある パーキングが最近は多くあります。宿泊されたホテルのユニバーサルデザイン(UD)としての一部の設備についてのチェックも発表されました。
3番目は、車椅子でのスポーツ観戦での発表
スポーツ好きな方にとっては、会場での観戦はストレス解消などに最適です。写真でのサッカー観戦、残念ですがアウエー側です。相撲も座席が土俵に向かって縦位置で不具合。在るだけでなくより良い利便性、快適性を求めたいです。
4番目は米英コンビの二方(1名は通訳)です。
日本での暮らしで、「都会」に比べ「田舎」には日本の良いところが多くあり凄く魅力的、しかし都会のように「異」を比較的容易に受け入れる「多様性」には欠ける。また、お互いが通じ合い意気を感じるのは「言葉」のみでなく「心持」が重要・・・・。
と云う様な思いが、楽しい通訳さんを通して会場に伝わって来ました。
休憩時の会場内の和やかな雰囲気、ご覧ください。
この二人の方の紹介が山内さんからがありました。 ここで改めて「案内人・山内さん」です。
バリアだらけの身の回り、でもロックは仲間も観客も裏切らないバリアフリーと山内さん
記念の3枚です。
「さあ、これからもガンバロ-」・「イチ」「ニ」
「サン」
記念写真の次は、プログラム最終工程(参加任意)のランチ会場へ
「段差の解消」などでイメージされた「ユニバーサルデザイン(UD)」という言葉を耳にしてから、随分と年月が経っています。
「言葉は聞いたことはあるが、その内容については・・・?です」が多くの方の印象、もちろん「かかわったこともない」が多数。
それは、機会がない、時間がない、誰かがやるだろう、場合によっては気恥ずかしいからなどの理由も考えられます。そんな方にピッタリが「おんぱく」のプログラム、「たぶんでなくきっと」その入口に立てることが出来るでしょう。
今回は、UTの「高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加出来る旅行」について、第一歩目を学びました。
それでもほんの少しは、その扉を開けられたのではないでしょうか。 (はんだ むねお)