2018.06.18
No29 『蹴球都市藤枝』で国際交流体験
今回は、お茶畑が見えるフットサル場で、サッカーを通して、国際交流を行いました。なんと、参加者は、日本人に加えて、ベトナム人、ミャンマー人、インド人と、様々な国の方が交流する機会となりました。
まず、イベントが始まる前に、案内人の柏原さんに、イベントの趣旨をお聴きしました。ここでは、掻い摘んでご紹介します。
柏原さんによると、今回は、日本代表のロシアサッカーワールドカップ参加を記念したイベントだそうです。世界一人気なスポーツ・サッカーを通じて、蹴球都市藤枝・静岡の国際交流を推進すべく企画されました。
開始時間となり、まずは自己紹介からスタート。自分の名前や普段やっていることだけではなく、静岡・藤枝の好きなところも紹介していきました。
次にウォーミングアップです。まずは、基礎のパスやドリブル、そしてシュートの練習をしました。
体が温まったら、さっそく試合開始です。1チーム5人で交代しながら、ボールを操っていきます。
1点を取られたら、すぐに取り返すというように、お互いに素晴らしいプレーをし合いました。
前半・後半合わせて20分間プレーしたものの、同点で勝敗が決まらず、試合は延長戦へ。
5分ハーフで延長線を行ったものの、お互いに2点を取り合い、結果は6対6でドローとなりました。
試合終了後は、ストレッチをしたり、さらにボールで遊んだり、おしゃべりをしたりと、参加者の皆さんが楽しそうに交流をされていました。
そして、最後には、案内人である柏原さん特製の「楽園スープ」を頂きました。バリ島の塩を使ったこのスープは、5大栄養素がバランスよく入っており、疲れた参加者の体と心を温めました。
参加者に感想をお聴きすると、「みんなと一緒にサッカーをすることができて良かった。そして、みんな優しかった」と、おっしゃっていました。参加者の方にとって、国境の壁を越えた素晴らしい時間になったのでしょう。
最後に、柏原さんにお聴きした、今回のイベントに対する想いを、掲載します。
「多くの日本人は、まだ外国人と接する機会がすくなく、外国人に対して恐れを抱いていると感じます。だからこそ、日本人が、外国人の方と接する機会の提供や交流のサポートがしたい。また、留学生には、日本人と知り合うことで、日本語の勉強だけではなく、リアルな日本人の心を感じるサポートをしたい。」
そんな想いで企画されたそうです。
今回できたつながりが、今後もずっと続いていくように。
柏原さんは、これからも、世界のいろいろな人や文化が交わるバリ島・インドネシアを愛し、バリ島を国際交流のシンボルとして活動していかれるとのことです。(久保山健太)