2018.06.18
No.44 まちのマイクロシアター(上映&シェアリング)山シネマ
駅、寺、池シネマの1つ「山シネマ」は、瀬戸谷地区「ゆるびく村」にある「茶ゐ屋hathidori」さんの店内が会場です。
バス路線の県道から、少し疲れの出ているコンクリート橋を渡って直ぐに見つかりました。暖色系の店の灯りとおんぱくフラッグが目印でした。
水路に隣接した店から漏れてくる目印でもあった灯りと、店の前に控えめながらしっかり咲いているクリスマスローズが印象に残ります。
上映の為のスクリーンを設置される前の店内及び店内を全体的に照明するライトも暖色系で、癒やし系を感じさせます。
プロジェクターと対のスクリーンがセットされて上映準備が整いました。本日のメンバーは、参加者の方、店内で「バングラデシュ等の衣料」を展示販売されている方そして上映を主催される 店オーナーの中野さんです。
一寸店外に出てみると辺りはもうすっかり暗くなっていました。
店の灯りによって木の幹の影がフラッグ射し、今ひとつのクリスマスローズ(暖色系)もひっそりとですが場を盛り上げている様でした。
上映開始です「どんな映画かな・・?」。
日本含む 世界のアパレル生産が集中する工場(主にバングラデシュで働く工員(主に女性)達の劣悪な状況を訴えるドキュメント映画です。
かっては中国が担っていた破格の値段で提供できる衣料の生産は、現在は最も安く出来るバングラデシュなどに変わってきています。
安全基準にほど遠い崩壊した工場(ビル)、またカンボジアでの最低賃金(160ドル)闘争の惨状なども ・・・。
上映後のシェアリングでは、「激安価格の衣料は、今後買いたくないね・・」「上映内容がわかっていたら、友人にも声を掛けた・・」などの話が出ました。
一般に「不具合とか不都合なこと」は隠れていて見えないようにされている事が多いが、そういったことを知って共有してしかも解消の為に動き出すことは相当困難です。それでもまずは知ってからスタートです。
上映会終了して、外に出ると
(はんだ むねお)