No40 藤のご縁!? シェイクスピアの誕生日にWalk& Talk

4月23日、あの「沙翁」の誕生日(西暦1564年)、命日(西暦1616年)です。「沙翁」とは、「沙吉比亜(シェイクスピアの漢字表記)」のことですが、双方共に滅多に目にしません。それでも生まれた国「英吉利(イギリス)」は〝英国〟としてよく目にしますし、首都の「倫敦(ロンドン)」は時には(個人的には喫茶店の名前で)目にする事が有ります。

藤枝とシェイクスピアの関連性は、それほど希薄なものと思いつつプログラムのリポートに臨みました。それが、登場された案内人の又木さんの持たれている雰囲気で一変、何か良い繋がりが有るかも知れないと感じました。

今ひとつ、ネット頼りですが「100名の最も偉大な英国人」で第5位にランク、因みに3位ダイアナ6位にニュートンがランクされています。

このプログラムは、劇作家沙翁(印象、合いません)いやシェイクスピアの生きた時代を感じさせる「里歩き」と又木さんのトークで、藤枝のとオーバーラップを楽しもうと皆さんが集いました。

 

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案内人の又木さん、シェイクスピアと並んで、また「古道」についての概要説明も解りやすく

 

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境内で「黒犬伝説」の解説を興味深く聞き、鬼岩寺から出発。真っ直ぐに南下する古代の主要官道沿いのアサリ屋さんを通過。

 

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藤枝聖母幼稚園の子供達を横目に藤枝カトリック教会へ、マリア像・礼拝堂(ステンドグラスが美しい)が雰囲気を醸し出します。

 

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教会に隣接する「月見里(やまなし)神社」へ。福島県いわき市から「元気を取り戻そう」と「藤枝おんぱく」を体験しに来られた女性も、熱心に説明に聞き入っています。

 

 

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この辺りの路地の印象が藤枝梅安を生み出したのではないか?と又木さん(神明神社付近にて)

 

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相良城御殿を移築した大慶寺の庫裡に残る欄間、久遠の松を仰ぎながら南側の藤枝新地へ。今も形跡残る遊郭の裏口を通過しました。

 

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駿遠線藤枝本町駅跡横を歩き「飽波神社」へ。藤枝出身の長唄6代目芳村伊十郎の説明も。興味深く聞き入ります。

 

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「魚友会館」の2階建て木造建築(現在未使用?)に好印象を残し、一ノ谷合戦で敦盛を討った熊谷直実(蓮正坊)ゆかりの「蓮正寺」へ。説明は「南無阿弥陀仏十念」です。

 

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蓮華寺池に到着、達者な英語力で欧米の若いグループと馴染んだ参加者の方もおられ和みます。休憩のオープンテラスで飲み物とスコーンを楽しみ、ラストのトーク。

 

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ひととき楽しく過ごしたテラスを後にして、旧藤枝製茶貿易会社脇を通り起点の鬼岩寺へ戻りました。

シェイクスピアが生きた時代の藤枝に緩く想いを馳せての「まち歩き」・・・、で「次はビートルズ?」なんてこともあるかもなどとよぎったりしました。(はんだ むねお)

 

https://shizuoka-onpaku.jp/fujieda/program/201821039683