2018.06.18
No.05 大人の社会見学~おいしい野菜の見分け方~
お野菜の見極め 。
朝、6時。少しぼんやりしながら、藤枝中央青果へ。早速、入口の写真を撮り忘れましたので、藤枝中央青果のHPより拝借。
お野菜ってお店で並んでるのを見てるだけじゃ、何買っていいのか、おいしさの基準がよくわからないなあと、適当な直観でおいしそうなものを買っていましたが・・・。さて、こんな私でも見極め術、教えていただけますでしょうか。
集合場所へ行くと、すでに何やらほかほかといい匂い。
藤枝中央青果の社長、村松弘志さんが、お野菜を茹でてらっしゃいましたよ。
旬のお野菜の食べ比べをしてほしくって…ということで、来て早々、茹でたお野菜をいただきました。
なにこれ~というくらい明らかに違います。グリンピースは色の濃い物ではなく、薄い色の方が皮が薄く、豆自体の甘みがあるといいます。私、グリンピースはちょっと苦手でしたが、これはやわらかくて美味しいです。そして、インゲンはサクサク、スナップえんどうもポリポリでした。ん~素材のおいしさ!
さて、次は野菜がきれいに並べられた市場へ。美しいトマトから。
どれが美味しいかな。おしりから放射線状に伸びている線がおいしさの目印。トマトは普通に食べてもおいしいけど、薄切りにして、塩昆布と和えて食べても、オーブンで焼きトマトにしても、アルミホイル包みにしてプライパンで焼いても、美味しいそうですよ。
キュウリ、白いいぼいぼがツンツンしいるのが美味しいそう!頭の枝は残して切ってあるのが良いのだそう。
イチゴをこんなに高くたくさん盛るのは、なかなか難しいそうですよ。そして、これ美味しいイチゴなんですって!!イチゴはヘタが実にくっついていず、反っているほうがおいしい!
この時期はやっぱり朝取りとうもろこし!これはすぐに食べなくちゃね。髭の数だけ、粒々があるっていうことらしいですが、数えた方がいたんでしょうか。でも、何かしら髭も意味があってついてるものでしょうからね。
新ショウガ!これはどうやって食べますか?村松社長は薄切りにして醤油、だそうですよ。シンプル!
…とか、いろいろ野菜の間をくるくる見回りながら教わったのち、見学の最後は競り(せり)!
ここからは、村松さんは競りなので、スタッフの女性が案内してくださいました。
競りが始まったとたん、ワイワイとすごい熱気!初めての競り体験だったのですが、なになに、八百屋さんたち「ちょーかっこいいー!」という言葉がぴったり(語彙が少なくてすみません)。
まず競りをする村松さんの大きな声にとてもびっくりしました。さっきまで私たちと一緒にお野菜の見極めを伝授してくれていた、やさし~い笑顔の村松さんではなく、野菜を知り尽くした男!っていうんですか、市場の野菜への責任と、その野菜を信じて売る迫力を感じました。大声といっても決してどなっているわけではなく、しっかりと相手と間違いなくやりとりするための声。新鮮さが命の野菜たちは、素早く決断することも大事ですものね。
そしてたっぷりと旬のお土産もいただいて・・。本当はもっと色々と見極めの仕方、教えていただいたのですが、ここから先は、皆さんも体験されてみてはいかがですか。前日までに青果市場に連絡すると、見学もできるそうですよ。ぜひ!
株式会社 藤枝中央青果
HP http://fujieda-maruichi.sakura.ne.jp/
FB https://www.facebook.com/fujieda.tyuou.seika/
(山田愛)