闘茶とは

お茶を飲み分けて産地を利き当てるという、中国から伝わった遊技を「闘茶」と言います。日本では貴族を中心に闘茶が行なわれていましたが、賭けごととして庶民の間で流行し、全財産を投じる人まで出たことから、足利幕府により禁止令が出されたこともあります。現在は、茶商（茶の卸販売業者）などの茶業関係者によって、その鑑識眼を競う正式な競技として受け継がれ、年に1度全国大会が開催されています。

来たれ!!天下一闘茶会

藤枝は闘茶の全国大会で優勝した茶商をはじめ、全国でもトップレベルのお茶鑑定人が揃うお茶どころ。藤枝で開催される〝天下一闘茶会〟は、「もっとお茶に興味をもって欲しい」という茶商の思いで立ち上げられました。今年も地元の茶商コーディネートのもと、一般参加者の〝利き茶No．1〟を決める〝天下一闘茶会〟を大慶寺で開催します。味覚やお茶の知識に自信のある方も全くの初心者も、老若男女問わずご参加できます。五感を研ぎ澄まし、奥深い闘茶の世界に触れてみませんか。

案内人

司会　茶将　石上 亮

藤枝明誠高校から東北大学に進学、卒業後に俳優の道へ。大杉漣、麿赤兒らが出演した映画『Mogera Wogura』で初主演を果たす。また、上越市、仙台市、岡崎市の武将隊で活躍、現在は武将隊TOKYOを立ち上げ徳川家康を務める。

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