2018.06.18
東平さんの茶畑にお邪魔してきました
今年のおんぱく冊子にインタビューを掲載中の玉露名人の前島東平さん。
今日は藤枝市の岡部地区にある東平さんの茶ばら(茶畑)にお邪魔してきました。
インタビュー中のお話にも出ていますが、東平さんの茶ばらには昔ながらの藁のコモがかけられています。今日はコモがかかっているところを見ることができました。
聞くところによると、コモは全て東平さんが手で編んだもので、日数としてはご自身の茶畑全てにかけるには10日ほどかかると言います。
コモがかかった「さえみどり」という品種を覗かせていただきました。藁でできたコモからは木もれ陽が降り注ぎ、中ではお茶の葉がのびのびと育っています。5月に入ったら摘採するそうです。
また、茶ばらには「茶畑の中でお茶を飲みたいですね」という声を聞いて作ったという「もてなし処」があります。名前どおり、茶畑にいらしたみなさんをおもてなしするところ。こちらが以前から塗り直され、床が新しくきれいになり、リニューアルされていました。来てくれた人に喜んでもらいたいという東平さんのおもてなしの心は、こういった細かな気配りにもあらわれています。
枠の色が黄色になったのは、黄色が嫌いといわれている鳥を寄せつけないためだそう。
今年もすでに海外の方からもまたお客様が見える予定があり、東平さんの作った茶葉が世界を巡ります。
藤枝おんぱくでは5月27日に玉露名人の東平さんと、二六紅茶の村松二六さんによるプログラムが行われます。
試飲もできるそうですよ。以前インタビューした際に、東平さんが私たちに玉露をいれてくださったのですが、お茶というよりダシかと思うほどの旨みがあり、とても感動しました。ぜひ機会があったら味わっていただきたい至極の逸品です。
残席わずかですので、気になっている方はお早目にお申込みください。
62 東平玉露×二六紅茶 2大巨匠が吼える! 俺のお茶作り!
https://shizuoka-onpaku.jp/fujieda/program/201718035057
5/27(土)9:40~15:30
集合場所:JR「静岡」北口 交番前 静岡市葵区黒金町45-4
静岡駅からタクシーで移動し、藤枝市岡部、静岡市駿河区 丸子地区のツアーとなります。
もてなし処に向かう途中、たけのこが生えているのを見かけました。小学生の時以来に見かけたので、こちらも感動です。
やまだ